2011年7月15日金曜日

FS20 読書課題 (榎本)

初めまして、FS20 1年生の榎本です。


今回私が読んだのは鎌田實 著の「空気は読まない」です。
著者の鎌田さんは諏訪中央病院の院長でこれまでにも数々の本を著作しています。


少し前の話ですが、“KY”という言葉が流行った時期がありました。
この本はその言葉から著者が感じた場の「空気」、国や世の中の「空気」について書かれています。


とはいっても「空気は読まない」などという論述が長々と書かれているわけではなく、鎌田院長が関わった人の話から「空気」を読まなくてもいい、むしろ「空気」を変えるくらいの気持ちでいるべきだということを教えてくれる。そんな本です。

病院の先生が著作されてということで、病院の人や病院で働く人の話も多く、また鎌田先生はイランでの医療活動もしているのでそこでのお話もありました。



「空気」を読んで自分を殺す、「空気」が悪いからその場の雰囲気が悪くなる
この本を読んで、そんなのおかしいということに気づかされました。

今更気づくこと自体、おかしいことなのだとは思いますが。


「空気」を変えるのも自分でやるべきことなのだと思います。
そのためには自分を強く持っていなければなけないのだろうかとも思いました。




単純な私はこの本を読んで少しだけですが元気をもらいました。
お恥ずかしい話ですが、スクールバスの中でホロリとしたりも・・・


気が向いたら読んでみてください。榎本に言ってくれれば貸します。


それでは失礼します。

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